日本流の必勝法であるわらしべ長者法

  

わらしべ長者といえば、最初に手にしていたわらから段々と物々交換をしていくうちに大きなものへとなっていくという日本のおとぎ話が有名です。このわらしべ長者をカジノの必勝法として編み出されたのがわらしべ長者法です。いったいどのような関係性があるのかが気になる部分ですが、主にルーレットを使って実践する必勝法です。わらしべ長者法では資金を20ユニットに分けます。いわば持ち金を20等分し、それで遊んでいきます。

20ユニットを4ユニットずつにして、ダブルストリートベットと呼ばれる6点賭けのゾーンに賭けて、当たれば6倍のところに置いていきます。もし的中させれば24ユニットのうち、半分ずつをダズンベットと呼ばれる、1から12、13から24などの3択のところを選んで賭けます。当たれば36ユニットが残ります。これらのことを繰り返していき、最終的に20ユニット分の金額が144ユニット分、つまり7倍以上になるというのがわらしべ長者法です。最低6回は勝負をする必要があり、どこかで1回でも外せば終了です。最低でも20ドルは必要ですが、最後まで当てれば144ドルまでにすることが可能です。

この必勝法の魅力は外す可能性を少なくできる点です。最初の6点賭けのゾーンは5つに賭けることができ、当たる確率は6分の5、83%程度です。次の3択は2か所にベットするため、当たる確率は3分の2です。このように50%以上に当たる確率を設定しながら遊んでいくことができるため、一見すると非効率的に見えながらも実は確率的には続けやすいやり方です。わらしべ長者とは関係なさそうに見えますが、少しずつ段々と大きくしていく部分などが共通しています。